RADIOLOGY GLOSSARY
核反応断面積(Nuclear Reaction Cross Section)
IN ONE LINE
一言でいうと
入射粒子が標的核と特定の核反応を起こす起こりやすさを、面積の次元で表した量です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
原子核が粒子を受けて反応する確率を、仮想的な的の面積で表したものです。大きさは条件で変わります。
身近なイメージ
仮想例でN=10²⁰、σ=1 barn、φ=10¹² cm⁻²s⁻¹とします。 毎秒10⁸反応です。生成核の壊変数や測定カウントと同一ではありません。
そもそも核反応断面積とは?
原子核が粒子を受けて反応する確率を、仮想的な的の面積で表したものです。大きさは条件で変わります。
barn/Σ=nσ/エネルギー依存
定義・しくみ
入射粒子が標的核と特定の核反応を起こす起こりやすさを、面積の次元で表した量です。核の幾何学的面積そのものではなく、核種・反応・粒子エネルギーに依存します。
FORMULA
1 barn=10⁻²⁴ cm²です。
φは単色粒子束の仮定です。
具体例で確認
仮想例でN=10²⁰、σ=1 barn、φ=10¹² cm⁻²s⁻¹とします。
R=Nσφ=10²⁰×10⁻²⁴×10¹²=10⁸ s⁻¹
毎秒10⁸反応です。生成核の壊変数や測定カウントと同一ではありません。
専門的にもう一歩
微視的断面積σに標的核数密度nを掛けると巨視的断面積Σになります。単色束で標的の減少や自己遮蔽を無視すれば反応率はNσφです。実際のスペクトルではエネルギーごとの断面積と束を積分し、共鳴を扱います。
臨床・測定での確認点
- 核種と反応を指定します。
- 入射エネルギーを確認します。
- 自己遮蔽を評価します。
覚えるポイント
- barn
- Σ=nσ
- エネルギー依存
間違えやすい点
- 核の実面積としない
- 全反応を混ぜない
- 束とフルエンスを混同しない