RADIOLOGY GLOSSARY
パルスオキシメータ(Pulse oximeter)
IN ONE LINE
一言でいうと
光の吸収と脈動する成分を利用し、経皮的に動脈血の酸素飽和度SpO₂と脈拍数を推定する機器です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
指先などから光で酸素飽和度を推定しますが、数値だけで呼吸全体を判断できません。
身近なイメージ
同じSpO₂でもヘモグロビン量が異なる二人の教材例です。 飽和度の一致は血液の酸素含有量の一致ではありません。貧血や循環状態も含めて評価します。
そもそもパルスオキシメータとは?
指先などから光で酸素飽和度を推定しますが、数値だけで呼吸全体を判断できません。
経皮的な飽和度推定。/低灌流・皮膚色等の限界。/酸素含有量・換気と区別。
定義・しくみ
光の吸収と脈動する成分を利用し、経皮的に動脈血の酸素飽和度SpO₂と脈拍数を推定する機器です。血液ガス分析で測る酸素分圧や二酸化炭素分圧、血液の酸素含有量を直接測る装置ではありません。
FORMULA
SpO₂は百分率、PaO₂は圧力の量です。
誤差を含む推定値を小数点だけで過度に精密としません。
具体例で確認
同じSpO₂でもヘモグロビン量が異なる二人の教材例です。
飽和度の一致は血液の酸素含有量の一致ではありません。貧血や循環状態も含めて評価します。
専門的にもう一歩
低灌流、体動、プローブ位置、爪の状態、皮膚色等が測定精度へ影響し得ます。波形・信号の質と臨床所見を確認します。通常の機器では一酸化炭素等の影響もあり、正常に見えるSpO₂でCO中毒、貧血による酸素運搬不足や高二酸化炭素血症を否定しません。必要に応じて血液ガス等で評価します。
臨床・測定での確認点
- プローブと信号の質を確認します。
- 症状と数値が合わない場合は再評価します。
- 必要に応じ血液ガスや他の測定を使います。
覚えるポイント
- 経皮的な飽和度推定。
- 低灌流・皮膚色等の限界。
- 酸素含有量・換気と区別。
間違えやすい点
- SpO₂をPaO₂と同じ数値にしません。
- 正常表示だけでCO中毒を除外しません。
- 呼吸数や意識の観察を省略しません。