RADIOLOGY GLOSSARY
個人防護具(PPE)(Personal Protective Equipment)
IN ONE LINE
一言でいうと
曝露から身を守るために使用する装備です。感染対策では手袋、ガウン、マスク、呼吸用防護具や眼の防護などをリスクに応じて選びます。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
体液や病原体が皮膚、眼、口や気道に届くのを防ぐ装備です。着ける種類だけでなく、汚さず外すことも大切です。
身近なイメージ
体液の飛散が予想される処置で眼の防護と適切な他のPPEを選びます。手袋だけを着けても、眼への飛散は防げません。
そもそも個人防護具(PPE)とは?
ここでは感染対策のPPEを中心に説明します。
予想する曝露・感染経路と手技に応じて選択します。
定義・しくみ
個人を危険への曝露から保護する器具・衣類の総称です。感染対策では粘膜、気道、皮膚、衣類の防護を目的に用います。サージカルマスクと呼吸用防護具は目的と適合条件が異なり、すべてのPPEが同じ危険を防ぐわけではありません。放射線遮蔽用具との対象の違いも確認します。
FORMULA
装備の数が多いほど必ず安全になるわけではありません。
放射線の鉛当量と感染防護性能は別の指標です。
具体例で確認
教材用に手袋で処置した後、汚染した手袋のまま共有キーボードを触ったとします。
手は保護されていても環境へ汚染を広げ得ます。PPEの交換・除去と手指衛生を手順に従って行います。
専門的にもう一歩
PPEは防護の一層であり、患者配置、換気、安全な手技や環境管理を代替しません。呼吸用防護具では指定される適合確認・フィットテスト等を行います。着脱時に汚染面へ触れると曝露を起こし得るため、手順と訓練が必要です。再使用の可否は製品と施設方針へ従い、独自に洗浄して性能が維持されるとはみなしません。
臨床・測定での確認点
- 曝露する部位と経路に合う装備を選びます。
- 製品の適合・着脱と再処理条件を確認します。
- 除去後の手指衛生を行います。
覚えるポイント
- 曝露に応じた選択
- マスクと呼吸用防護具の違い
- 着脱と手指衛生
間違えやすい点
- PPEで換気・手技管理を省略しない
- 感染用ガウンでX線遮蔽が保証されるとしない
- 装着中なら環境へ汚染を広げないとしない