RADIOLOGY GLOSSARY
同時計数(Coincidence counting)
IN ONE LINE
一言でいうと
二つ以上の検出器の信号が設定した時間窓内に現れたとき、対応する一組の事象として数える方法です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
二つの検出器でほぼ同時に見つかった信号を一組として扱う仕組みです。
身近なイメージ
記録された即発計数1000組を、教材モデルで真700・散乱200・偶発100組に分類します。 記録された1000組のすべてが真の同時計数ではありません。補正前の分類を説明する理想例です。
そもそも同時計数とは?
二つの検出器でほぼ同時に見つかった信号を一組として扱う仕組みです。
時間窓による判定。/真・散乱・偶発の三分類。/応答線とTOF。
定義・しくみ
二つ以上の検出器の信号が設定した時間窓内に現れたとき、対応する一組の事象として数える方法です。PETでは対消滅光子対の検出に用いますが、同じ対消滅に由来するとは限りません。
FORMULA
P=T+S+Rは通常の三分類モデルです。
時間窓を広げると偶発事象も増え得ます。
具体例で確認
記録された即発計数1000組を、教材モデルで真700・散乱200・偶発100組に分類します。
P=T+S+R=700+200+100=1000
記録された1000組のすべてが真の同時計数ではありません。補正前の分類を説明する理想例です。
専門的にもう一歩
PETはエネルギーと時間の条件を満たした組を記録し、検出器対を結ぶ応答線へ割り当てます。記録される即発同時計数には真の事象、散乱と偶発の事象が含まれます。同時計数だけでは応答線上の一点は確定せず、時間差を活用するTOFでも有限の時間分解能による幅があります。
臨床・測定での確認点
- 時間窓とエネルギー窓の定義を確認します。
- 散乱・偶発・数え落としの補正を点検します。
- TOFと同時計数判定の時間条件を区別します。
覚えるポイント
- 時間窓による判定。
- 真・散乱・偶発の三分類。
- 応答線とTOF。
間違えやすい点
- 同時判定は同じ壊変の証明ではありません。
- 機械式コリメータだけでPETの方向を決めるわけではありません。
- 応答線が直ちに一点の位置を表すわけではありません。