RADIOLOGY GLOSSARY
PETの回復係数(Recovery coefficient in PET)
IN ONE LINE
一言でいうと
既知の放射能濃度に対し、指定した測定方法でPET画像から得た濃度がどれくらい回復しているかを示す比です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
本来の濃度に対して、画像の測定値がどれくらい再現できたかを示す比です。
身近なイメージ
既知濃度10 kBq/mLの対象を所定の平均ROIで6 kBq/mLと測った教材例です。 この定義でRCは0.60です。別の最大画素値によるRCとは混ぜません。
そもそもPETの回復係数とは?
本来の濃度に対して、画像の測定値がどれくらい再現できたかを示す比です。
測定/真の濃度。/サイズ依存。/ROIと再構成の条件。
定義・しくみ
既知の放射能濃度に対し、指定した測定方法でPET画像から得た濃度がどれくらい回復しているかを示す比です。対象サイズや形状・背景・再構成・ROI指標を伴って定義する必要があります。
FORMULA
分子と分母の濃度単位をそろえます。
コントラスト回復は単純濃度比とは別に定義します。
具体例で確認
既知濃度10 kBq/mLの対象を所定の平均ROIで6 kBq/mLと測った教材例です。
RC = = 0.60
この定義でRCは0.60です。別の最大画素値によるRCとは混ぜません。
専門的にもう一歩
濃度比としてのRCは測定濃度/真の濃度です。最大値・平均値や背景を差し引いたコントラスト回復など、評価規約が違えば同じ名前でも値が異なります。小対象では低下しやすい一方、ノイズや再構成の過強調で1を超える値もあり得ます。係数は検出効率や患者の生物学的集積率とは別の指標です。
臨床・測定での確認点
- RCの算出規約を明記します。
- ファントム径と背景・再構成をそろえます。
- 患者への転用では条件の適合を検討します。
覚えるポイント
- 測定/真の濃度。
- サイズ依存。
- ROIと再構成の条件。
間違えやすい点
- 常に0〜1の物理定数ではありません。
- すべての患者で同じ係数ではありません。
- RC0.6を線量効率60%と読み替えません。