RADIOLOGY GLOSSARY
放射性廃棄物(Radioactive waste)
IN ONE LINE
一言でいうと
今後の利用を予定せず、放射性物質を含むか汚染され、規制上の管理対象となる廃棄物です。物理的減衰だけで一般廃棄の可否を判断してはいけません。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
RIを使った後の液体、器具や線源などで、放射性物質の管理が必要なものです。核種や量、他の危険性で分け、決められた方法で扱います。
身近なイメージ
RIを扱った注射針には放射性汚染と鋭利物・感染性の危険が重なる場合があります。放射能だけで容器や移管方法を決めません。
そもそも放射性廃棄物とは?
保管と最終的な処分は別の行為です。
放射性、感染性、化学的危険性を併せて確認します。
定義・しくみ
さらなる使用を想定しない物質で、規制機関が定める水準を超える放射性物質を含むか、それによって汚染されたものです。国際的な用語定義と国内の法令上の区分を区別します。核種、放射能、形状、半減期や受入条件等に応じて、分別、記録、保管、移管・処分を管理します。
CORE FORMULA
基本公式
A(t)=A0×)。廃棄の可否は別に適用法令と受入条件で判断します。
FORMULA NOTES
公式の補足
壊変系列や核種の混合では各成分を評価します。
Bq、、線量率を混同しません。
具体例で確認
単一核種100 MBqが、混入や子孫核種の寄与なしに5半減期だけ減衰した教材例です。
A=100×2^(−5)=3.125 MBq
残存放射能は3.125 MBqです。この計算だけでは一般ごみへの廃棄や排水の許可条件を満たしたと判断できません。
専門的にもう一歩
廃棄物の全放射能と放射能濃度、線量率は異なる評価量です。記録には核種、発生源、量、測定・評価方法や時点を残し、混合による追跡困難化を避けます。減衰保管を利用できる条件は制度と核種・施設に依存し、国際的な廃棄物分類をそのまま日本の処分許可に読み替えません。
臨床・測定での確認点
- 国内制度と施設手順を確認します。
- 核種・量・基準時刻を追跡可能にします。
- 感染性・鋭利物等の危険も分別に反映します。
覚えるポイント
- 再利用を予定しない物質
- 分別・記録・保管と処分
- 減衰と規制解除の違い
間違えやすい点
- 一定の半減期数で必ず一般廃棄可能としない
- 保管を最終処分と同一にしない
- 全てのRI廃棄物を同一分類としない