RADIOLOGY GLOSSARY
対称性(Beam symmetry)
IN ONE LINE
一言でいうと
ビーム中心軸から等距離にある左右の線量などを比較し、線量プロファイルが中心軸に対してどの程度対称かを示す指標です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
ビーム中心から同じ距離の左と右で、線量がどれくらいそろっているかを調べます。
身近なイメージ
中心から同じ距離の一対の線量が左102、右100である例です。 この一対の線量比は1.02です。プロファイル全域の最大比や、面積で定義する対称性を求めたことにはなりません。
そもそも対称性とは?
ビーム中心から同じ距離の左と右で、線量がどれくらいそろっているかを調べます。
等距離の左右比較。/点評価と面積評価。/平坦度から独立した指標。
定義・しくみ
ビーム中心軸から等距離にある左右の線量などを比較し、線量プロファイルが中心軸に対してどの程度対称かを示す指標です。点ごとの比や面積差など複数の定義があります。
FORMULA
点比・面積差など採用する定義を明示します。
一対の値と全評価範囲の最悪値は区別します。
具体例で確認
中心から同じ距離の一対の線量が左102、右100である例です。
==1.02
この一対の線量比は1.02です。プロファイル全域の最大比や、面積で定義する対称性を求めたことにはなりません。
専門的にもう一歩
対応する線量点の比の最大値や、左右の積分面積を使う方式などがあります。定義、範囲、深さと中心位置をそろえなければ比較できません。対称性が良くても中心から辺縁へ大きく変化する分布はあり得るため、平坦度とは独立に評価します。検出器位置のずれも見かけの非対称を生みます。
臨床・測定での確認点
- 中心軸の位置決めを確認します。
- 測定軸・深さ・評価範囲を記録します。
- 採用する式に合う機器基準と比較します。
覚えるポイント
- 等距離の左右比較。
- 点評価と面積評価。
- 平坦度から独立した指標。
間違えやすい点
- 対称性と平坦度は同義ではありません。
- 検出器位置の誤差をビームの非対称と即断しません。
- 一対の一致だけで全域の対称性を保証しません。