RADIOLOGY GLOSSARY
半影(Radiotherapy beam penumbra)
IN ONE LINE
一言でいうと
照射野の辺縁で線量が高い領域から低い領域へ移る、有限の幅を持つ領域です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
ビームの端はくっきりゼロにはならず、少しずつ線量が落ちる幅があります。
身近なイメージ
同じ規格化の辺縁で80%点が45 mm、20%点が50 mmにあるとします。 この定義の半影幅は5 mmです。90%–10%など別の定義で測る値と区別します。
そもそも半影とは?
ビームの端はくっきりゼロにはならず、少しずつ線量が落ちる幅があります。
照射野辺縁の線量勾配。/80%–20%などの定義。/幾何・透過・散乱の寄与。
定義・しくみ
照射野の辺縁で線量が高い領域から低い領域へ移る、有限の幅を持つ領域です。線源寸法、コリメータの幾何、透過や散乱などが関わり、線量プロファイル上の幅として評価します。
FORMULA
半影幅は指定した二つの線量水準間の位置差です。
幾何学的半影と線量プロファイルの半影は同一ではありません。
具体例で確認
同じ規格化の辺縁で80%点が45 mm、20%点が50 mmにあるとします。
p80–20=50−45=5 mm
この定義の半影幅は5 mmです。90%–10%など別の定義で測る値と区別します。
専門的にもう一歩
幾何学的半影、透過による成分や患者・ファントム内の散乱などが実際の線量勾配へ寄与します。測定では80%–20%などの定義を指定します。深さ・線質・照射野・MLC構造や検出器で値が変わり、幾何学だけから臨床線量分布を完全に求められるわけではありません。
臨床・測定での確認点
- 百分率の基準と使用する二つの水準を示します。
- 深さ・照射野・距離をそろえて比較します。
- 急勾配を測る検出器の空間応答を確認します。
覚えるポイント
- 照射野辺縁の線量勾配。
- 80%–20%などの定義。
- 幾何・透過・散乱の寄与。
間違えやすい点
- 半影の外が完全に無線量とは限りません。
- 幾何学的半影だけで全てを説明しません。
- 異なる定義の幅をそのまま比較しません。