RADIOLOGY GLOSSARY
呼吸追尾照射(Respiratory Tumour-tracking Radiotherapy)
IN ONE LINE
一言でいうと
呼吸で動く標的の位置を推定・監視し、ビームの向きや照射位置などを対応させる動体追尾の方法です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
呼吸で動く標的を追いかけながら照射位置を合わせます。息の決まった時だけ照射する方法とは違います。
身近なイメージ
教材用に標的速度10 mm/s、補償されない遅れ0.1 sを考えます。 等速近似では1 mmの遅れ誤差です。実際の呼吸は非等速で、予測や測定誤差も加わります。
そもそも呼吸追尾照射とは?
呼吸で動く標的を追いかけながら照射位置を合わせます。息の決まった時だけ照射する方法とは違います。
動きへの位置対応/同期との違い/遅延と相関
定義・しくみ
呼吸で動く標的の位置を推定・監視し、ビームの向きや照射位置などを対応させる動体追尾の方法です。特定の呼吸位相だけで照射する呼吸同期照射とは概念を区別します。
FORMULA
例は未補償の等速モデルです。
臨床マージンを決める式ではありません。
具体例で確認
教材用に標的速度10 mm/s、補償されない遅れ0.1 sを考えます。
位置誤差≈vΔt=1 mm
等速近似では1 mmの遅れ誤差です。実際の呼吸は非等速で、予測や測定誤差も加わります。
専門的にもう一歩
外部指標と内部標的位置の対応モデル、画像確認、装置応答の遅れが重要です。対応がずれると追尾誤差になるため、モデル更新や照射中断の安全機構が必要です。追尾があるからマージンをゼロにできるとは限りません。
臨床・測定での確認点
- 内部位置を検証します。
- 遅れを評価します。
- 逸脱時の中断を確認します。
覚えるポイント
- 動きへの位置対応
- 同期との違い
- 遅延と相関
間違えやすい点
- ゲーティングと同義にしない
- 外部指標を完全一致としない
- マージン不要としない