RADIOLOGY GLOSSARY
ホールボディカウンタ(Whole-body counter)
IN ONE LINE
一言でいうと
体内にある放射性核種が放出する光子を体外の検出器で測り、体内放射能を評価する装置です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
体の外から放射線を測って、体内にある特定の放射性物質の量を調べます。
身近なイメージ
同じ体内放射能でも、校正した体格・分布と異なる被検者では検出応答が違う仮想例です。 計数率だけを共通係数で換算せず、測定幾何と校正の適合を確認します。
そもそもホールボディカウンタとは?
体の外から放射線を測って、体内にある特定の放射性物質の量を調べます。
体外からの光子計測。/核種と校正幾何。/体内量と摂取量・線量。
定義・しくみ
体内にある放射性核種が放出する光子を体外の検出器で測り、体内放射能を評価する装置です。測定するのは原則として測定時の体内量であり、摂取量や預託線量の推定には別の体内動態情報等を用います。
FORMULA
体内放射能Bqと摂取量Bq、線量Svは別の量です。
測定時の体内量を初期摂取量と同一視しません。
具体例で確認
同じ体内放射能でも、校正した体格・分布と異なる被検者では検出応答が違う仮想例です。
計数率だけを共通係数で換算せず、測定幾何と校正の適合を確認します。
専門的にもう一歩
十分なエネルギーと放出率の光子を検出できる核種が対象です。体格・核種分布・測定姿勢に合うファントム校正、バックグラウンド、測定時間等を確認します。純β放出核種等を通常の全身光子計測で同じ感度に測れるとは限りません。体表汚染を識別し、体内量から摂取量と線量への換算では摂取時刻とモデルを考慮します。
臨床・測定での確認点
- 体表汚染を確認し体内由来と区別します。
- 核種・体格・分布に対応した校正を確認します。
- 検出限界と体内動態モデルの条件を報告します。
覚えるポイント
- 体外からの光子計測。
- 核種と校正幾何。
- 体内量と摂取量・線量。
間違えやすい点
- すべての核種を同じ方法で測れるわけではありません。
- 体表の汚染を内部被ばくと即断しません。
- 検出限界未満を放射能ゼロとはしません。