RADIOLOGY GLOSSARY
CT血管造影(CT angiography)
IN ONE LINE
一言でいうと
主に静脈内に注入したヨード造影剤で血管を増強し、CTの薄い断面画像と再構成で血管の走行や内腔を評価する検査です。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
造影剤の入った血管をCTで撮り、断面や三次元画像で形を調べる検査です。
身近なイメージ
教材用の注入条件として濃度300 mgI/mL、速度4 mL/sを仮定します。 送達率は1.2 gI/sです。これは設定を理解する例で患者への注入推奨ではありません。
そもそもCT血管造影とは?
造影剤の入った血管をCTで撮り、断面や三次元画像で形を調べる検査です。
造影による血管のCT評価。/MIP・MPR・元断面の併用。/造影タイミングと運動対策。
定義・しくみ
主に静脈内に注入したヨード造影剤で血管を増強し、CTの薄い断面画像と再構成で血管の走行や内腔を評価する検査です。撮影時相、体動と石灰化による見かけの変化に注意します。
FORMULA
送達率は濃度×流量で、総ヨード量とは異なります。
同じ送達率でも注入時間・循環で濃染は異なります。
具体例で確認
教材用の注入条件として濃度300 mgI/mL、速度4 mL/sを仮定します。
ヨード送達率 = 300 × 4 = 1200 = 1.2
送達率は1.2 gI/sです。これは設定を理解する例で患者への注入推奨ではありません。
専門的にもう一歩
目的血管に十分な造影がある時間窓を、注入速度・濃度・循環と撮影範囲に合わせます。MIPやVRは走行把握に有用ですが、重なる高吸収構造や石灰化のブルーミングが内腔評価を妨げます。元断面とMPRなどを併せて評価し、冠動脈では心電図同期による動きの抑制が重要になります。
臨床・測定での確認点
- 血管別の目的と撮影時相を確認します。
- 石灰化・体動・造影不足を評価します。
- 造影剤と被ばくのリスクを適応に照らして確認します。
覚えるポイント
- 造影による血管のCT評価。
- MIP・MPR・元断面の併用。
- 造影タイミングと運動対策。
間違えやすい点
- 三次元像だけで全ての狭窄を評価しません。
- カテーテル造影と同じ取得方法ではありません。
- 高いCT値が常に正しい内腔描出を保証しません。