RADIOLOGY GLOSSARY
画素(Pixel (Picture Element))
IN ONE LINE
一言でいうと
二次元デジタル画像を構成する標本位置と、その位置に対応する値の単位です。画素数だけで実際の空間分解能は決まりません。
BEGINNER GUIDE
はじめて学ぶ方へ
画像を小さく区切った一つ一つの要素です。画素値は明るさやCT値などの情報を表し、表示の明るさそのものとは限りません。
身近なイメージ
250 mmの正方形領域を500×500画素で表すと、等間隔の模型では画素間隔は0.5 mmです。0.5 mmの物体を必ず識別できるという意味ではありません。
そもそも画素とは?
画素間隔は隣り合う画素中心の物理的距離です。
画像の画素と、検出器の素子やモニタ画素は区別します。
定義・しくみ
規則的な二次元配列の一つの標本要素です。単色画像では一つの画素値が対応し、カラーでは複数成分が対応することがあります。画像処理や再構成で生成された値も含み、物理的な検出器一素子と必ず一対一ではありません。
CORE FORMULA
基本公式
FORMULA NOTES
公式の補足
FOVと画素数は同じ方向のものを使います。
画素間隔は画素中心間距離で、MTFの幅とは別です。
具体例で確認
教材用にFOV=250 mm、同方向の画素数500とします。
Δx==0.50 mm
画素間隔は0.50 mmです。実際の分解能にはぼけ、雑音、再構成なども関係します。
専門的にもう一歩
値には部分体積、標本化、再構成、検出器開口などが関係します。拡大表示や補間で画素数を増やしても、元の収集で失われた情報が復元されるとは限りません。投影画像の物理間隔は基準面と幾何学的拡大に依存するため、患者内の実寸法へ直接置き換えないことが重要です。
臨床・測定での確認点
- 画素間隔の単位と基準面を確認します。
- 非正方形画素では行・列方向を分けます。
- 画像の拡大率と実寸法を区別します。
覚えるポイント
- 二次元の標本要素
- FOV/画素数
- 画素間隔と分解能の違い
間違えやすい点
- 画素と検出器素子を必ず同一としない
- 画素数を増やせば必ず分解能向上としない
- 画素値を表示輝度と同一にしない